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卒業式のレンタル袴の価格を知ろう!大学生の平均とは?

卒業式の袴をレンタルするのに、一体どれくらいの費用がかかるのか?
レンタル業界で言われている相場はおよそ「5万円~6万円」です。

えっ、そんなにするの?

袴や着物に、これまで縁のなかった人からすると、驚きの相場かもしれません。
ですが、この相場には卒業式当日の着付けやヘアセットの料金も含まれていることを考えると、「まあそんなものなのか」という気持ちになります。

もちろん、この相場価格より、お得にもっと安く袴をレンタルできることもあります。
しかしそれを実現させるために迫られる選択は「割引特典を利用するか」「訳あり商品をレンタルするか」の二択です。

ここではレンタル袴の価格に関して、相場の話から価格の高い着物・袴の話、安い着物・袴のトラブルについてまとめてみました。

目次

  1. 袴のレンタル価格5万円~6万円に含まれているものとは?
  2. 【一問一答】でも高い着物を選べば、その分、予算も上がりますよね?
  3. 教えて!卒業式でレンタルする着物と袴の価格上限
  4. レンタルする予算を抑えたいとお考えなら、おすすめする3つの方法
  5. まとめ
  6. レンタル袴の価格に関する基礎知識とあわせて読みたいコラム一覧

袴のレンタル価格5万円~6万円に含まれているものとは?

卒業式のために袴をレンタルしたい。
そう考えているあなたが用意すべきものは、実は袴だけではありません。
卒業式の定番となっている袴スタイルを完成させるには、以下のアイテムをすべて揃える必要があります。

  • 着物
  • 長襦袢
  • 重ね衿
  • 肌着
  • 腰ひも
  • 伊達締め
  • 巾着
  • 草履
  • 足袋
  • 補正用のタオル

もし履物をブーツにする場合は、草履ではなくブーツを。足袋ではなくストッキングやタイツが必要となります。
さらに手荷物を入れるバッグにこだわりたい方は、布製の巾着ではなくエナメル質の和装バッグなどもおすすめ。
成人式の振袖で多くの方が手に持つ、つるりとなめらかなエナメル質のバッグです。

さらに言えば、卒業式当日はこのアイテムがあっても、着付けやヘアセット、メイクが必要となります。

つまり、卒業式のために袴をレンタルするとなったとき。
必要なのは「着物と袴」+「着付けに必要な肌着や紐類」+「手に持つバッグや履物」+「卒業式当日の支度」料金なのです。

袴や着物のレンタル業界でいわれている袴レンタルの相場価格「5万円~6万円」とは、これらすべてのものを含めた価格となっています。

【一問一答】でも高い着物を選べば、その分、予算も上がりますよね?

答えは「はい」。

卒業式で袴を着るときに必要なアイテムや支度の内容は変わりません。
だから、そのすべてを揃えるのに、どれだけ予算を抑えるかを考える必要があるのです。

着物の価格そのものが高ければ、もちろん合計価格も増します。
同じように、袴の価格が高ければ、その分だけ合計は相場価格以上になることも。

教えて!卒業式でレンタルする着物と袴の価格上限

予算が変わると聞くと、やっぱり知りたいのが価格上限の話。
一体どれくらいの着物があるのか?
一番安いものでいくら、一番高いものでいくらかかるものなのか。

着物だとその価格幅は「1万~5万円」ほど。
袴になると「8千円~2万円」ほどです。

ここで問題になるのは着物の価格。
袴に関しては、8千円のものでも十分と言われています。
8千円となると、柄のない無地の袴がほとんどですが、それがかえってレトロデザインでおしゃれと人気。

でも、着物に関しては、1万円のものが万人受けするのかと言えば、まったくそうは言えません。
やはり価格が低ければ低いほど、今の主流デザインからは遠く離れたものとなります。

1万円の着物のデザインとは?

上限が5万円ほどまであるレンタル着物において、1万円の着物となると、どんなデザインなのか。
およそそれほどの価格になると、柄のない無地の着物が多くなります。
または流行から遠く離れたもの。
日常的に、どんな場面でも問わず、着用できるような着物。
そういったものも、安いレンタル価格で借りることが可能です。

あとは安さの要因となるのが、生地です。

正絹の着物はレンタル価格が高いです。
すべて絹でできた上質なものだからです。
反して、私たちが普段着ている服でよく見かけるポリエステル。
このポリエステルを使った着物は、比較的価格も安くなります

つまり、着物というのは、生地でデザインによって、価格が変動します。
正絹で、最新で斬新なデザインであれば、価格は5万円にほど近くなり、ポリエステルで、流行のデザインであれば、価格は3万円~4万円ほど。
それよりも安くなれば、生地はポリエステルで薄く、デザインも緻密なものではなく、古めかしいものが多くなります。

あとは、安くなる要因としてあげられるのが「訳あり商品」であること。
黄ばみがあったり、なにかしら劣化している部分が見られるなど。
正規の価格では提供できないとなると、その分だけ安いレンタル価格となります。

趣味に合ったもの、好みの物を探そうとすると、どうしても価格が高くなってしまうのが着物です。

レンタルする予算を抑えたいとお考えなら、おすすめする3つの方法

卒業式の袴や着物を揃えるためのレンタル費用を相場よりも安く抑えようとするなら、おすすめするのは3つの方法です。

  • 着物は成人式で着用した振袖を持ち込む
  • 安い価格の着物や袴を探してレンタルする
  • 割引特典が豊富で全体の合計額が大幅にサービスされるショップを選ぶ

着物は成人式で着用した振袖を持ち込む

この場合は、成人式の振袖を自宅または実家で持っていることが前提となりますが、それがあるかないかで合計はかなり抑えられます。
レンタルしようとすると着物の価格だけで、相場価格5万円~6万円のおよそ半分弱を占めますから、その着物が持参できるなら、それだけ合計価格は大幅に減ります。

よく成人式の振袖でも卒業式には問題ないのか?という質問も見受けられますが、まったく問題はありません。
むしろせっかく家に振袖があるのなら、何度だって着てあげてください。
振袖を着る機会そのものは、人生で何度あるかわかりません。
人によっては一度きり、もしくは一度だって着たことがない人もいます。
そんな中、せっかく着物があるのなら、たんすのこやしにしているのではなく、きちんと着てみること。

卒業式で見かける袖丈の短い二尺袖の着物と、成人式の振袖とは、袖丈の長さが異なります。
ですが、特段気にすることはありません。
むしろ成人式の振袖の袖丈の方が、長い分、豪華な柄が十分アピールできます。
目に見えて豪華で綺麗で素敵。
袴と合わせても違和感はなく、周りと同じように袴スタイルで卒業式にのぞめます。

安い価格の着物や袴を探してレンタルする

先述の「教えて!卒業式でレンタルする着物と袴の価格上限」でも書かせていただきました。
着物や袴にはそのレンタル価格に幅があります。
ですので、安いものを探せば、その分だけ予算は抑えることが可能。

ただし、気を付けたいのが、安い価格のものにはそれなりの理由があるということです。
生地、デザイン、訳あり商品など。
安いからという理由だけで袴や着物を決めてしまうと、卒業式当日に失敗することにもなります。

割引特典が豊富で全体の合計額が大幅にサービスされるショップを選ぶ

卒業式の袴レンタルプランには、早期割引や学生割引、友割、SNS割など、様々な割引特典が設けられているショップがあります。
中には、成人式の振袖をレンタルする際に、そのショップの会員になっていると、卒業式の袴レンタル価格が大幅にお得になることも。

どんな割引特典があるのかはそのショップのサイトを確認するか、ショップ自体に問い合わせてみなければわかりませんが、そういった割引特典を利用することも、予算を抑える方法の一つです。

まとめ

卒業式の袴のレンタル価格の相場は「5万円~6万円」。
これだけあれば、およそ袴姿になるのに必要なアイテムはすべて揃えられますし、卒業式当日の着付けやヘアセットもしてもらえます。

予算を抑えるのであれば、次の3つの方法がおすすめ。

  • 着物は成人式で着用した振袖を持ち込む
  • 安い価格の着物や袴を探してレンタルする
  • 割引特典が豊富で全体の合計額が大幅にサービスされるショップを選ぶ

ただしここで気を付けたいのは、安い着物や袴にはそれだけの理由があるということ。
最新の流行の着物・袴を、しっかりと着物らしい生地で。
そうお考えなら、レンタル価格相場5万円~6万円はかかるものです。

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